【大阪杯】展開から浮上するのはこの馬だ
「大阪杯・G1」(3日、阪神)
レイパパレ、アフリカンゴールドと先行タイプが外めの枠に入ったが、枠順の並びとテンの速さを考えれば、絶好枠を引き当てたジャックドールが速いラップを刻んでマイペースで逃げるはず。仮に逃げ宣言のアフリカンゴールドが玉砕覚悟で競り掛けてきても、いったんハナを譲って2番手から運ぶこともできる。
強力な先行馬の存在、差し一辺倒では厳しいコース形態を考えると、道中で動いていける機動力の有無が上位進出のポイントになる。有馬記念でその点をクリアしているエフフォーリアは、前に明確な目標があるだけに競馬もしやすい。好位のポジションから早めに進出し、ジャックドールを射程圏にとらえて最後の直線では一騎打ち。力と力のぶつかり合いを堪能できそうだ。
もし、2強に割って入るならば、エフフォーリアの動きに呼応してその後方から押し上げるアカイイト、ステラリアが面白い。阪神との相性がいいポタジェも、相手なりに走れる強みを生かせば上位進出のシーンも。