大阪杯9着エフフォーリア発馬機内で顔面強打していた 宝塚記念で反撃へ

 大阪杯で9着に敗れたエフフォーリア(牡4歳、美浦・鹿戸)は、7日に福島県のノーザンファーム天栄に放牧に出される。

 レース当日は断然の1番人気に推されていたが、ゲート内で暴れた際に顔面を強打。現在も腫れ上がっているという。鹿戸師は「レースが終わってすぐはそうでもなかったけど、厩舎に戻ってから、ぶつけた右目の上から腫れてきました。角膜などを検査して大事には至らなかったのですが、牧場で再度詳しく検査することになると思います」と症状を説明する。

 デビュー以来、初めて喫した大敗。「枠の両サイドが牝馬だったので、鳴きながらゲートに入っていたと(横山)武史が言っていたし、その影響があったのかもしれません。初めての長距離輸送、初めての阪神競馬場、初めてのハイペースなど、いろいろな要因があったと思うが、勝たなければいけない馬。全ては調教師である私の責任です。今後はオーナーと相談してからになりますが、次は宝塚記念(6月26日・阪神)になると思います」と次戦を見据えた。

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