【桜花賞】馬場状態から浮上するのはこの馬だ

 「桜花賞・G1」(10日、阪神)

 阪神競馬場がある、兵庫県宝塚市の10日の天気予報は晴れ。降水確率は0%。好天に恵まれ、絶好の競馬日和となりそうだ。今週から芝はBコース(Aコースから直線部3メートル、曲線部4メートル外側に内柵を設置)を使用。内外を問わずコンディションは良好だが、同じ舞台で行われた土曜11Rの阪神牝馬S(メイショウミモザがV)は1分32秒8で決着。昨年よりも多少時計を要しており、勝ちタイムは1分32秒台が予想される。

 馬場の内外差がなければ、コース利を生かせる内枠が有利。そこに実績を加味すれば、絶好の3枠6番を引き当てたウォーターナビレラに食指が動く。前哨戦のチューリップ賞は5着に敗れたものの、勝ち馬から0秒4差。武豊は「休み明けの分、最後の息遣いが苦しそうだった。その点、今回の方が動けると思います」と本番へ向けて手応え。ロスのない競馬ができれば、逆転Vも十分可能だろう。

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