【競輪】午前10時前の決勝戦 新田康仁が底力の違いを見せつけデイリー杯を完全V

 「モーニング7デイリースポーツ杯・F2」(27日、小田原)

 午前9時50分に発走した小田原競輪モーニング開催の決勝5R。最終2角から自力に転じた新田康仁(48)=静岡・74期・A1=が別線を捉えて1着。2月の名古屋以来、今年2回目の優勝をデイリースポーツ杯で決めた。2着に上川直紀(栃木)、3着には上田学(愛媛)が入った。

 新田が底力を発揮した。打鐘で橋本壮史(茨城)が一気にカマして関東ライン3車が主導権。新田は目標にした加藤健一(神奈川)の巻き返しが厳しいと判断すると、最終2角から自力に転じる。懸命にペダルを踏んで前団を捉え、Vゴールを駆け抜けた。

 「(加藤は)2日目のような踏み出しではなかった。詰まる様子がなかったので、まくりに行きました。何とか届いたので良かったです」

 この開催ではシリーズリーダーとして、しっかりと結果を残した。逃げ、差し、まくり。初日から最終日まで異なる決まり手で3連勝の完全V。多様なシチュエーションに柔軟に対応するあたりが、実力者たるゆえん。小田原バンクで大いに存在感を示した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス