【POG】感触上々の良血馬ノッキングポイントは6月4日東京芝1600mで初陣(美浦発)
競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
今週のプリンシパルS、京都新聞杯が終わればダービーの出走馬もほぼ固まります。いよいよ来期のドラフトが近づいてきた方も多いでしょうか。ゲート試験を合格していた馬の再入厩というニュースもちらほら見かけるようになっており、いよいよ東京開催の新馬予定も決まってきそうな時期。いよいよですよ皆さん。フローラSの勝ち馬でオークス2着馬を母に持つノッキングポイント(牡、木村、父モーリス、母チェッキーノ)が4日に帰厩してきました。ゲート試験合格時から早めにデビューするのだろうと予想していましたが、6月4日の東京芝1600mにデビューとサンデーレーシングのホームページで発表がありましたね。取材の感触も上々。果たして一番星となるのか注目です。
シャンディエン(牡、林、父ドレフォン、母デグラーティア)も6日に帰厩し、こちらは6月5日の東京芝1400mに出走する予定。初年度からクラシックホースを輩出した父ドレフォンの勢いがこの世代でも見られるか楽しみです。母が後方一気のレースぶりで人気があったナゴミチャン(牝、大和田、父ドゥラメンテ、母アンズチャン)も同じレースにスタンバイ。母の手綱も取っていた三浦とのコンビで予定している。
エンジェリックアイ(牝、牧、父エピファネイア、母ファンタジックアイ)もゲート試験合格後に山元トレーニングセンターに放牧に出ていたが、4日に帰厩。東京開催でのデビューを目指して調整される。
来週にはもっとデビュー情報がお知らせできると思いますし、今や東京デビューはPOGの要チェック事項ですからね。昨年もジオグリフがそうでしたし、どれをチョイスするか吟味してもらうためにも、次回もお楽しみにしてください。(馬三郎美浦支局・木村)