【ボート】下関ミッド 吉田拡郎が初日ドリーム戦1号艇で実力発揮だ
「ミッドナイトボートレース第2戦・日本モーターボート選手会会長杯」(29日開幕、下関)
2022年度の2回目の開催となるミッドナイトボートレースは、山口県の下関ボートで29日に開幕する。
今節はダブルドリーム戦が組まれ、初日、2日目の12Rでそれぞれ争われる。
初日ドリーム戦の1号艇となったのが吉田拡郎(40)=岡山・90期・B1=だ。前期は出走回数不足でB1級に陥落したが、新勝率は7・60という高い数字で、7月からは晴れてA1級への返り咲きが決まっている。2014年にSG・オーシャンカップ(まるがめ)を優勝するなど、バリバリの記念戦士。当然、今節も主役のひとりだ。
前節の児島での特別タイトル戦を優勝したばかり。さらにその前の5月8~13日には、この下関を走って優勝戦2着したばかりで、エンジン相場も分かっており、ある意味「地の利」がある。おまけにミッドナイトボートレースは過去3回の出場がある。
あまり実績のない24号機となったが、動きはまずまず。「特訓は悪くなかった。足合わせは梶山君に伸びで分が悪かった。普通あるなしですかね」と言いながらも表情は明るかった。
売上も好調で全国から注目されているミッドナイトボートレースの舞台で、近況好調な吉田がA1復帰前に、存在をアピールする。