アーモンドアイ顕彰馬に選ばれず 今年は選定馬なし

2020年のジャパンCを制したアーモンドアイ
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 JRAは7日、22年度の顕彰馬選定記者投票の結果を発表。今年は選定馬なしとなった。今年対象となったG1・9勝馬アーモンドアイは、キングカメハメハと並んで144票にとどまり、規定となる投票者202人の4分の3以上(152票)をクリアできなかった。なお、顕彰者には藤沢和雄元調教師(70)が選出された。

 【顕彰馬制度とは】 中央競馬の発展に特に貢献のあった馬の功績をたたえ、後世に伝えるために84年にスタート。現在は記者(記者クラブ歴10年以上、各専門紙代表者3人)による投票によって決定され、投票者数の4分の3以上の票を得た馬が選定される。

 投票の対象となるのは、中央競馬の競走馬登録を受けていた馬で、競走成績が特に優秀などの条件を満たし、なおかつ近20年(今年は01年4月1日~21年3月31日)に登録を抹消した馬。

 14年にJRA60周年記念事業の一環として、例年1人あたり2頭までの投票だったところを最大4頭に拡大して実施。距離体系の整備、海外でも活躍する馬が増え、候補となる有力馬が増加傾向にあることから、以降も最大4頭の投票枠を維持して行われている。

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