【宝塚記念】ポタジェ 栗東DP軽快駆け 友道師「リズム良く走れていた」
「宝塚記念・G1」(26日、阪神)
大阪杯制覇で波に乗るポタジェは22日、栗東DPで単走追い。四肢を伸ばして軽快なフットワークで駆け抜け、馬なりで6F87秒9-41秒2-12秒7をマークした。友道師は「しまいを伸ばすような感じで乗りました。時計はそんなに出ていないけど、自分から走りたいという気持ちが出ていた。リズム良く走れていていい感じでしたね」と納得の表情だ。
重賞初勝利がG1。重賞で善戦止まりだったが、大一番で殻をぶち破った。トレーナーは「去年の年末ぐらいから動きも良くなっていた。前走は“積極的な競馬でいこう”と。ジョッキー(吉田隼)もうまく乗って、馬もそれに応えてくれた」と振り返る。
阪神は4戦3勝、2着1回と相性抜群。指揮官は「直線に坂があるので消耗戦になった時にひと踏ん張りというか、頑張りが利く」と分析する。1Fの距離延長についても「縦長の速いペースで流れると思う。流れてくれた方がこの馬にはいい。いいポジションは取りに行ってほしい」と前走の再現をイメージした。充実一途の5歳馬が、Vで上半期を締めくくる。