【宝塚記念】4歳成長期アリーヴォ 最終リハ圧巻 陣営「大阪杯の時より上向いている」
「宝塚記念・G1」(26日、阪神)
24日朝のアリーヴォは、角馬場で体をほぐした後に、栗東坂路を1本。リラックスムードで軽快に駆け上がった。房野助手は「いい感じで来ています。けさも馬の方から“大丈夫”と言っているようでした」と好調ぶりに目を細める。
とにかく、栗東坂路での最終リハが抜群だった。仕上げ人も目を見張る弾けよう。「画面からでも伝わると思いますが、もう飛んでいるというか、浮いている感じ。乗っていても走りの良さが伝わってきました」。成長期の4歳馬らしく「大阪杯の時よりも上向いています」と、さらなる良化を感じている。
事前発表馬体重は、前走比12キロ増の512キロ。「いい感じでぶりぶりしています」と話す通り、鍛え抜かれた筋肉がパンプアップ。完成されるのは「まだ先」のようだが、「2歳の時から素質を感じていた馬が、着実に力をつけてきた。大阪杯でもいい競馬をしてくれたし、今の現状でどこまでやれるか、楽しみでしかないです」と期待は大きい。大阪杯で銅メダルは手にした。次は頂点に上り詰め、勢力図を一気に塗り替えてみせる。