【競輪】ガールズ10周年記念会見 小林莉子「持って5年と言われたけど10年続いてうれしい」
JKAはガールズケイリン10周年記念記者会見を27日、都内で行った。小林莉子(29)=東京・102期・L1=、石井寛子(36)=東京・104期・L1=、佐藤水菜(23)=神奈川・114期・L1=が登場し、10年間の思い出や今後の抱負を語った。29日からは平塚競輪場で「オッズパーク杯ALL GIRL’S 10th Anniversary」が開催される。
10周年を迎えるガールズケイリンの記念記者会見に、小林、石井、佐藤の3選手がスーツ姿で登場。
2012年7月1~3日の1回目の開催を優勝者である小林は「デビュー戦のことは鮮明に覚えている。ファンの熱気がすごかった。ガールズケイリンは続いて3年、持って5年と言われたけど、10年続いたことは本当にうれしい」と当時の思い出などを振り返った。
女子初の通算500勝を達成するなど、新記録を次々と作り続ける石井が「ファンの応援のおかげ。ガールズケイリンが始まり、いろんな人と出会えたことに感謝」と話すと、23日に閉幕したアジア選手権(インド・ニューデリー)女子ケイリンで金メダルを獲得した佐藤は「ガールズケイリンを始めて人生がガラッと変わった。見える景色が変わった。ガールズケイリンがもっとメジャーなスポーツになるように頑張っていきたい」と抱負などを語った。
29日から平塚競輪場で10周年記念開催を行う平塚市公営事業部の木川大成部長は「28日の前検日は16時から出場全選手によるオープニングセレモニー。29日の初日以降は先日引退した高木真備さん、ガールズケイリンOGのトークショー、5月にデビューしたばかりの120期の新人選手壮行会などイベントを用意しています。3日間で1万人の動員と10億円の売り上げ目標を達成できるように頑張っていきたい」と話した。