【競輪】オールガールズはB組が柳原真緒がV A組は佐藤水菜、児玉碧衣が同着優勝
「オッズパーク杯 ALL GIRL’S 10th Anniversary」(1日、平塚)
ガールズケイリン10周年記念レースはグループB、Aの順で決勝戦が行われ、11Rは柳原真緒(25)=福井・114期・L1=が最終バック7番手からのまくり追い込みで1着、12Rは佐藤水菜(23)=神奈川・114期・L1=と児玉碧衣(27)=福岡・108期・L1=が1着同着だった。ガールズケイリンの同着優勝は2014年10月の岐阜以来2回目。また、3日間の総売上額は11億3825万7200円で、目標の10億円を大きく上回った。
11Rはガールズ7期生の柳原が最終バック7番手からまくり追い込んで優勝をつかみ取った。「みんな早めに動くと思ったので、構えてまくる作戦。ゴール前で梅川さんよりグイッと伸びたので勝てたと思った」としてやったりの勝利にニッコリだ。
今年は繰り上がりで出場した5月のガールズケイリンコレクション(平)で優勝。ガールズケイリンの中心選手へと成長した。「たくさん名前を呼んでもらい、プレッシャーを感じたけど、力に変えることができた。7月のガールズケイリンフェスティバル(玉野)は決勝に乗ったことがないので、まずは決勝に乗れるように頑張りたい」と意気込みを語った。
ガールズケイリン10周年記念のフィナーレは佐藤水と児玉の同着優勝で幕を閉じた。レースは奥井迪(東京)が先行し、4番手を確保した児玉が最終バックからまくり発進。6番手から児玉を追いかける形となった佐藤がジワジワと迫る。際どくなった勝負は、2人が並んでゴールした。
ゴール後にガッツポーズをした佐藤水は「やってしまった」と苦笑い。アジア選手権から強行日程での優勝には「疲れはあったけど、めっちゃ楽しかった」と振り返った。
児玉は「後ろが付いていれば勝てたかな。最後はサトミナに抜かれたと思った」と同着での優勝も悔しがっていた。