「プロキオンＳ・Ｇ３」（１０日、小倉）

　軽快な脚さばきで状態の良さを伝えた。昨年３着のメイショウウズマサは栗東ＣＷで併せ馬。ペースセッティング（２歳新馬）に先行してスタートすると、直線も馬なりのまま楽な手応えで首差先着を決めた。タイムは６Ｆ８５秒３－３７秒４－１１秒１。安田隆師は「先週もしっかりやっているし、輸送もあるのでこれで十分。動きは良かったです」と納得の表情を浮かべた。

　去年と同じくアハルテケＳからの臨戦。その前走は積極的な逃げで３着に粘り込んだ。「勝ち馬にびっしりマークされて、５９キロも背負っていたけどよく頑張ってくれた。去年と同じローテーションだし、今回は前走より斤量も３キロ軽いからね」と期待を込めた指揮官。道悪巧者だけに「雨が降って時計勝負になっても大丈夫ですよ」と悠然と構えた。