イクイノックス 秋盾でG1獲りだ 放牧先で順調に成長「全体的にボリュームアップ」
秋の飛躍に向け、じっくりと英気を養っている。春の牡馬クラシック2冠はともに2着だったイクイノックス(牡3歳、美浦・木村)が18日、放牧先の福島県・ノーザンファーム天栄で夏休み中の元気な姿を見せた。
ダービー2着から5日後の6月3日に天栄に移動。レースで484キロだった馬体は520キロまで増えており、順調な回復具合がうかがえる。同ファームの木實谷雄太場長は「先週から坂路に入れ始めて、今のところ順調です。肩回りを含めて全体的にボリュームアップしています」と成長ぶりに目を細めていた。
次走は天皇賞・秋(10月30日・東京、芝2000メートル)を予定している。同レースは18年レイデオロ、19、20年アーモンドアイ、21年エフフォーリアと天栄調整馬が4連覇中。5年連続Vを目指し、9月末~10月初旬の帰厩を目標に調整ピッチを上げていく。