【アイビスSD】ジュニパーベリー 逆襲Vへ 手塚師「嶋田が重賞勝てるチャンス」
「アイビスサマーダッシュ・G3」(31日、新潟)
ジュニパーベリーが本番での逆転Vを狙っている。前走の韋駄天Sでは絶好の15番枠もあって1番人気の支持。しかし、好位から伸びを欠いて8着に沈んだ。手塚師は「人気で負けてしまって申し訳なかったです。(16番枠からVの)マリアズハートに目標にされた感じもあった。ただ、そんなに差はなかったけどね」と0秒4差の敗戦を振り返り、リベンジの一戦に向けて、「いい時の状態になっているよ」と好仕上がりをアピールした。
これまで千直の舞台では5戦して2勝、3着1回。未勝利&準オープンを勝っており相性はいい。トレーナーも「今現在、この馬が最も得意とする舞台」とキッパリ。「スピード比べなら負けない」とも言い切った。
引き続きコンビを組むのは、全4勝中3勝を挙げる嶋田。自身の22年初勝利が3日の福島と遅かったが、7月は先週終了時点で3勝、2着1回といい流れに乗っている。枠順にも左右される特殊な舞台ではあるが、「嶋田が重賞を勝てるチャンス」と指揮官。愛馬&まな弟子そろっての初タイトル奪取に大きな期待を寄せていた。