良血馬ダノンザタイガーが2戦目でV 次走は東スポ杯2歳Sを視野
「2歳未勝利」(13日、新潟)
2戦目で勝ち上がりを決めた。13日の新潟2R・2歳未勝利で、ダノンザタイガー(牡2歳、美浦・国枝)が単勝1・2倍の断然の1番人気に応えてV。道中は6番手から先行勢を見る形で運び、直線は鋭く抜け出して2馬身差の完勝劇を飾った。13年の北米2歳女王シーズアタイガーを母に持ち、20年セレクトセール当歳馬部門で2億7000万円(税抜き)の値が付いたハーツクライ産駒の良血馬だ。
川田は「初戦(2着)よりも内容がある競馬でした。最後はまだまだ動けないですが、そういう面が成長してくれればと思います」とうなずく。国枝師は「これが初戦なら良かったんだけどね(笑)。まだ馬がノンビリしているな。ただ、これから秋にかけてパワーアップしてくれると思う」と、ホッとした表情だった。
来週中に福島県のノーザンファーム天栄に放牧に出し、次戦は東スポ杯2歳S(11月19日・東京)を視野に入れる。