【競輪】コミケ100にオタクレーサー高橋昇平が出展「供給不足で自作しています」
東京ビッグサイト(東京都江東区)で13日に開幕した「コミックマーケット100」に、競輪選手の高橋昇平(32)=埼玉・99期・A1=が自作イラスト、本などを出展した。
競輪界には玉村元気(香川)、田村風起(奈良)などアニメをこよなく愛すオタクレーサーが存在するが、高橋は愛するだけでなく、自らイラストや本などを制作するほどで、超がつくほどのオタクレーサーだ。
コミケ99にも出展した高橋は「前回(99)より(来場者は)多いですね。その分、こちらを訪れる人も多いです。オタクだけでなく、競輪ファンもいらっしゃいました」とニンマリ。自ら制作するようになった理由は「自分にとって深刻な供給不足なんですよ。とても足りないので、自分で制作するようになりました」と明かす。まさに「好きこそものの上手なれ」を地で行くタイプなのだ。
もちろん本業も頑張っている。前期(1~6月)は競走得点が90・31。今期(7~12月)は91・33と、S級昇格へ視界は広がっている。競輪とオタクの二刀流レーサーは、いずれの感じも調子がいいようだ。ちなみに出展は13日だけで「14日は楽しみます」と来場者としてコミケをエンジョイするそうだ。