【オート】伊勢崎SG 青山周平が5連勝で2回目のSG完全Vに王手
「オートレースグランプリ・SG」(14日、伊勢崎)
青山周平(37)=伊勢崎・31期=が、開催5日目12Rの準決勝戦で2番手から抜け出し、初日から破竹の5連勝。11回目のSG制覇と同時に25回目の完全V、さらに2回目のSG完全Vに王手をかけた。
準決勝戦12Rは4枠の加賀谷建明(川口)が1コーナー先取りで逃げたが、7枠から2番手につけた青山が1周3コーナーであっさり差し切って決着。悠々と連勝ゴールを決めた。
「3日目や4日目にはなかった重さがあった。気候なのか、整備のせいなのか。リング交換を視野に入れつつ、ひと通り見直して調整するかは考えます。スタートの切れは悪くない。メンバーがそろうし、自分のできることをやっていくだけです」
青山がSGで初日から準決まで連勝したことは過去に4回ある。そのうち完全優勝は2019年8月のグランプリ(伊勢崎)で、他の3回は2、2、3着と惜敗している。
15日に行われる優勝戦12Rは、難敵の鈴木圭一郎(浜松)が準決勝戦で3着に敗れて不在。加えて“鬼に金棒”の1枠。チャンスが広がっている。