【競輪】深谷知広が約5年ぶりのG3優勝!単騎カマシで逃げ切り勝ち

 「北条早雲杯争奪戦・G3」(28日、小田原)

 深谷知広(32)=静岡・96期・S1=が打鐘前2角からカマシ先行で逃げ切り1着。2017年9月青森以来、17回目のG3優勝を達成。賞金450万円を手にした。7車身差の2着には郡司浩平(神奈川)、3着に和田真久留(神奈川)が入った。

 深谷が豪快なカマシ先行で後続をちぎり、4年11カ月ぶりのG3優勝を手にした。

 決勝は南関勢が6車。「みんなにチャンスがあるように」と深谷は郡司との別線勝負を選択。深谷マークの田中晴基(千葉)が落車する展開になったが、ペースが緩んだ瞬間を見逃さず単騎で一気駆け。不意を突かれた7人を置き去り、押し切った。

 「落車があったので、自分の自転車が大丈夫か確認をした。故障がなかったので、他の選手がけん制しているタイミングで仕掛けた。田中さんの落車は残念だけど、優勝は素直にうれしいです」と振り返った。

 寛仁親王牌は出場権がなく、次のG1参加は競輪祭(11月22~27日・小倉)になる。「今は競輪祭を見据えて練習。グランプリ出場を目指せる位置にいるし、競輪祭は優勝を狙っていく」と力強く宣言。3回目のG1優勝とグランプリ出場へ、気合がみなぎる深谷の挑戦から目が離せない。

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