【競輪】岐阜記念 柏野智典が「方向性の違い」で原田研太朗後位を選ばず 3着で準決へ
「長良川鵜飼カップ・G3」(2日、岐阜)
開設記念シリーズ2日目の9R2次予選で、中四国トリオは連係せず、柏野智典(44)=岡山・88期・S1=は単騎を選択し、原田研太朗(徳島)-友定祐己(岡山)で連係した。
原田は仕掛け不発で6着と敗退。一方、単騎で臨んだ柏野は、勝負どころで今藤康裕(岐阜)を阻んで山口拳矢-志智俊夫(ともに岐阜)の後位に入り3着。準決に進出した。
レース後、柏野は胸の内を吐露。「地元勢を分断したくなかったけど…」と言ったうえ、原田と連係しないことを選択した理由は「何て言えばいいかな。方向性の違いですね」と、音楽グループが解散するときのようなコメントを口にした。
ただ「ケンカ別れではないです。もう2度とつかないとかはないですよ。また連係できれば」と、次の機会には原田と連係したいようだった。