【札幌2歳S】1番人気ドゥーラが出世レースをV 高橋康師重賞初制覇
「札幌2歳S・G3」(3日、札幌)
鋭い決め手を発揮した1番人気ドゥーラがV。ドゥラメンテ産駒の素質馬が、20年ソダシ(桜花賞)、21年ジオグリフ(皐月賞)と2年連続でクラシックホースを輩出した登竜門を制した。管理する高橋康師は、開業9年目でうれしいJRA重賞初制覇となった。
レースは前半5F通過が61秒5の淡々とした流れを6番手から追走。道中は折り合いに専念し、4角手前から仕掛けて直線で外へ出し、メンバー最速タイの上がり3F35秒7を記録して突き抜けた。
斎藤は「初戦、2戦目と上がりで最速を使えるくらいの決め手を持っている馬だと分かっていたし、僕が道中をリズム良くエスコートしてあげれば最後は必ず伸びてくれると信じていました」と相棒をたたえた。2着は6番人気ドゥアイズ、3着は4番人気ダイヤモンドハンズが入った。