【競輪】伊藤世哉がデイリー杯をゲット!我が子のためにS級復帰を誓う
「サテライト信州ちくま杯&やきとりおおしば杯&創刊75周年記念デイリースポーツ杯・F2」(4日、京王閣)
伊藤世哉(41)=三重・87期・A1=が村田瑞季(京都)の逃げに乗り、展開有利に抜け出して1着。7月豊橋以来、今年2回目の優勝を手にした。2着には地元東京ラインの3番手から伸びた内藤高裕。3着には村田が逃げ残った。
初日特選、準決と切れ味抜群の差し脚を見せていた伊藤が、村田マークからきっちり抜け出した。
ゴール後には審議の赤色灯が回転したが、判定はセーフ。「村田君がいいタイミングで仕掛けてくれたのが大きい。自分は余裕があったので、しっかり仕事をしてから抜きにいきました。最後の直線は外への斜行で審議になってヒヤッとしたけど、優勝できて良かった」とガッツポーズ。
今期の目標はS級復帰と明確だ。「5月の和歌山終了後にセッティングの当たりが出てから感じがいい。まだ3番目の子供が小さいし、物心がつくときに、自分がS級の赤パンツを履いていたいと思っている」と気合を入れ直した。