【競輪】青森G3 中野慎詞の連勝記録は30でストップ
「みちのく記念競輪 善知鳥杯争奪戦・G3」(11日、青森)
1月のデビューから無傷30連勝を記録していた中野慎詞(23)=岩手・121期・S2=は、青森G3の決勝12Rで9着に敗れ、連勝記録が止まった。
初出場のG3でも1次予選、2次予選、準決勝と1着で勝ち上がってきた中野だったが、ついに決勝では敗北を喫した。打鐘で7番手からカマシを狙ったが、出切ることができず不発。勝てば31連勝と同時に、南潤(和歌山・111期)が達成した史上最速G3優勝記録を更新するところだったが、大偉業は夢と消えた。
「苦しい展開になってしまいました。早い段階から前に出て勝負しようと思っていたが…。反省を次に生かしたい」。
それでもG3のバンクでも強烈なインパクトを残した中野。次走はG2・共同通信社杯(16~19日・名古屋)で初のビッグ開催に挑む。