【スプリンターズS】メイケイエール万全 池添好感触 武英師「ビックリ」【一問一答】
「スプリンターズS・G1」(10月2日、中山)
重賞6勝馬メイケイエールが念願のG1初制覇に向け、態勢万全だ。最終追い切りは28日、栗東CWで半マイル追い。ラスト1Fは、陣営も驚く11秒1という鋭い伸びを披露した。
栗東CWで半マイルの単走追い。池添を背に馬なりで4F53秒5-36秒8-11秒1をマークした。折り合いもつき、迫力を増した。池添、武英師との一問一答は以下の通り。
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【池添謙一騎手】
-騎乗した感触は。
「いい動きしてくれましたし、中2週でも硬さもなくフットワークも良かった。いい状態で向かえます」
-前走について。
「無理せず、リズムを合わせてポジションを取ることができたし、折り合いも今までで一番我慢が利きました」
-昨年とは見違えるレースぶり。
「今年に入って折り返し(手綱)とパシュファイヤーを使って、我慢できるようになりました」
-ひと夏を越して。
「体も成長して芯が入って中身もしっかりとしましたね」
-抱負を。
「ようやくかみ合って、あとはG1のタイトルだけ。全力で獲りにいかないといけないと思っています」
【武英智調教師】
-前走を振り返って。
「今までよりも進展があって完璧に近いレースかなと思う」
-馬体重が14キロ増。
「体高が高くて脚も長くてスラッと見えるけど、実が詰まって本格化してきた」
-追い切りは。
「感触を確かめてもらうぐらいで、何もやることがなくて。サラッとやる感じ。12秒を切るぐらいかなと思っていたけど、時計を見てビックリした」
-21年が4着。
「不安ばかりの中のレースだった。その中で能力があるなというレース。一戦一戦成長して、去年とは何もかもが違う」
-いよいよ本番。
「前走がペースが速いから折り合ったというよりも大人になっている印象。行く馬がたくさんいた方がいいな、とは思っていなくて、“どこからでも来い”って感じがしています。この馬をG1馬にしたいですね」