【スプリンターズS】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
スプリンターズSが行われる2日、中山競馬場のある千葉県船橋市の天気予報は晴れ。雨の心配はなく、30度近くまで気温が上がり絶好の競馬日和となりそう。先週から芝はCコース(Aから6メートル外に内ラチを設置)を使用。土曜は同じ舞台の2R(2歳未勝利)、10R(古馬2勝クラス・勝浦特別)が、ともに4角3番手以内の馬で上位3着までを独占。最終週でも速い時計が出ており、“イン&前有利”の傾向は続いている。Vタイムは1分7秒を切れるかが焦点になりそうだ。
今のトラックバイアスが続くなら、迷わず最内枠を引いたテイエムスパーダでいい。2走前のCBC賞は前半3F31秒8の超ハイラップを刻みながら、1分5秒8の日本レコードをマーク。スピードだけなら、G1メンバーでもついて来られる馬はいない。
前走の北九州記念は案外の内容だったが、そもそもレコードVの反動があったのかもしれない。ただ、前走の敗戦で妙味が生まれたのは事実。ここは絶好枠とトラックバイアスを生かして粘り込みを描く。