【京都大賞典】レッドガラン 鋭い切れ味見せた 安田隆師「いい動き」
「京都大賞典・G2」(10日、阪神)
札幌記念9着からの巻き返しを狙うレッドガランは5日、岩田康を背に栗東坂路で単走。力強い脚さばきで一直線に馬場の真ん中を駆け上がり、4F54秒9-38秒8-11秒9をマーク。しまいは一杯に追われ、鋭い切れ味を披露した。
見守った安田隆師も「しまいは11秒9。いい動きでしたね」と納得の表情を浮かべる。前走は見せ場なく9着に敗れたが、「札幌記念と比べても状態は今の方がかなり上だと思います。もともと夏場よりも涼しい方がいい馬ですからね」と上昇ムードを強調する。
阪神は全7勝中4勝を挙げる得意コースだが、「2400メートルはやったことがないので、そこがどうか」と初距離への適応には不安も。それでも、今年に入って2つの重賞タイトルを手にしている充実一途の7歳馬なら、指揮官さえもアッと言わせる走りを見せてくれそうだ。