【京都大賞典】ヒンドゥタイムズ 折り合い面成長 斉藤崇師「去勢の効果も」
「京都大賞典・G2」(10日、阪神)
小倉記念2着以来となるヒンドゥタイムズは6日、栗東CWで併せ馬。ソフトフルート(5歳オープン)に先行する形で序盤はゆったり運び、直線半ばで並ばれてギアを上げると一気に加速。必死に食らい付く僚馬に半馬身先着した。
タイムは6F85秒2-38秒1-11秒8。見届けた斉藤崇師は「いつも通りで、いい感じだと思う。出来も前走と同じぐらいですね」と上々の手応えだ。2カ月ぶりでも好調はキープできている。
舞台となる阪神は〈3110〉と好相性だが、2400メートルは初めての距離。「やってみないと分からないですが、去勢の効果もあって引っ掛かる感じはなくなってきている」とトレーナー。折り合い面で成長を見せるなど、力を付けてきた愛馬の底力に期待した。