【競輪】岸和田F1 高校総体で当所を経験済みの小泉夢菜 埼玉ポーズで力走を誓う

 「サテライト湖南カップ・F1」(11日、岸和田)

 今年5月にルーキーシリーズでデビューした小泉夢菜(23)=埼玉・122期・L1=は11日、プロのレーサーとして初めて岸和田で競走に参加。初日6Rのガールズ予選1で2着に入った。

 浦和工から早大を経て競輪選手へ。岸和田は「高校2年のときに走ったことがあります」と明かす。2015年8月に当所で行われた高校総体(インターハイ)に出場し、女子ケイリンで優勝。決勝では寺崎舞織、高橋智香、南彩乃、松本詩乃らガールズケイリンの先輩、同期を撃破した。

 ただ、当所のバンクが昨年5月にリニューアルされたことは知らなかったようで「そういう点では初めてになりますね」と笑う。初日を走り終えて「周囲がしっかりと見えていました。(先にまくった杉浦菜留を)かわせるかと思いましたけど…」と冷静に走れたものの、1着を取れなかったことには少し納得がいかない様子。それでも「走ってみていい感じでした」とリニューアルされたバンクにも好印象のようだ。

 2日目は6Rのガールズ予選2に出走。自力を主に戦う選手が少なく、展開はかなり流動的だが「自力、自在に頑張ります」とキッパリ。写真撮影では県鳥(シラコバト)や玉をイメージした「埼玉ポーズ」を披露した埼玉女子。うまい運びを見せて1着ゲット&決勝進出をもくろむ。

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