【ボート】羽野直也が平和島周年V イン逃げでG1V4「すごくうれしい」
「トーキョー・ベイ・カップ・G1」(16日、平和島)
予選首位から勝ち上がった1号艇の羽野直也(27)=福岡・114期・A1=がインから逃げて勝利。通算15回目、G1では4回目となるVを飾った。優勝賞金1000万円を獲得して、賞金ランキングは12位に浮上。年末のSG・グランプリ(大村)に向けて大きな飛躍となった。
優勝戦は3対3の枠なり進入。ダッシュの3艇が0台のスタートを踏み込む中、スロー3艇はそろってコンマ12とやや出遅れたが、それでも1号艇の羽野は力強く伸び返して1Mを先マイ。バックでは後続を突き放してVロードを駆け抜けた。
レース後は「すごくうれしい。ホッとしています」と満面の笑みで4回目となるG1優勝を喜んだ。「繰り上がり出場した2日目のドリーム戦で2着が取れて、いいリズムで来られたと思います。今節はメンタルがすごく安定していたのも大きかったです」。
次節にはSG・ボートレースダービー(25~30日・とこなめ)が控える。「これで浮つかずに、リセットして行きたい。しっかり準備して臨みます」と意気込んだ。