【ボート】松田祐季がイン逃げで自身2回目のG1優勝 賞金ランク上昇でアレを狙う
「児島キングカップ・G1」(21日、児島)
1号艇で人気を集めた松田祐季(36)=福井・98期・A1=が、コンマ08の好Sでイン快勝。2015年9月の尼崎でのヤングダービー以来、2回目のG1優勝を飾った。児島では3回目、通算では35回目のV。優勝賞金1000万円を獲得し、賞金ランクは29位まで浮上した。
今期絶好調の松田は5月三国、7月津、鳴門、前走の三国、今回の児島で今年V5。「今節はエンジンもリズムも良かった。福井支部の先輩の中島孝平さんの言葉通り、落ち着いて行けた」とノンプレッシャーで優勝戦を走り抜いた。
児島は19年10月のダービーでSG初優出。「児島は相性が良くて好きな水面。順位を上げられたらと思って来たが、まさか優勝できるとは…。ここまで来たら孝平さんと年末の“アレ”に行きたい。勢いだけはあります」と、大一番のグランプリを視野に入れた。今回の優勝で獲得賞金ランキングは29位で、11月のチャレンジカップ(鳴門)出場圏内に急浮上。松田の勢いは止まらない。