【ボート】とこなめダービーカウントダウンコラム2
「ボートレースダービー・SG」(25日開幕、とこなめ)
宮之原輝紀(23)=東京・118期・A1=は今回のダービーがSG初出場。東京支部のホープだが、既にデビュー7年目に入っている。「SGに出るのはちょっと遅かったかなと思います。理想としては、もう出てなきゃいけないし、時間が掛かりました」と過程を振り返る。
初めて迎える頂上決戦。「まだ自分はSGに出ていいような選手だと思っていないので、正直なところ、うれしいより心配の方が大きい。でも、出るからには自信を持っていきたい」と意気込む。負けず嫌いな性格は人一倍。歴戦の猛者たちを相手に、胸を張って挑む構えだ。
今年は11優出、V4の活躍。安定感が増してきた。「特に意識を変えたりはしていない」と前置きしつつも「前より調整をしっかり合わせられるようになった。質のいいSが行けるようになった」と分析。リズムアップと同時に、相手強化の環境にも適応しつつある。「記念にも慣れてきました。しっかりとレースができるようになっています」と成長を実感する。
その糧を初挑戦のSG舞台にぶつけたい。「ダービーも一走一走しっかり、いつも通り走りたい。チャレンジャーですからね」。とこなめの地で、さらなる飛躍を誓う。