【菊花賞】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
「菊花賞・G1」(23日、阪神)
阪神競馬場がある兵庫県宝塚市の23日の天気予報は晴れ。芝はAコース(内柵を最内に設置)を使用。先週の秋華賞ではスタニングローズが1分58秒6という昨年より2秒以上速いタイムでV(ともに良馬場)。土曜10R兵庫特別(芝2400メートル)は前半5F62秒5という緩い流れになって2分25秒6に終わったが、週中も好天が続き、先週同様に馬場はいい。スローなら3分4~5秒台、流れが速くなれば3分3秒台の決着も考えられる。
長丁場のロングスパート勝負なら、ヴェローナシチーが面白い。切れるタイプというよりも、早めに踏んで長くスピードを持続できるタイプで、2000メートル以上では7戦して4回、上がり3F最速をマークしている。阪神芝内回りでのレース経験も豊富で、昨年の菊花賞2、3着馬と同じエピファネイア産駒。発馬難はあるが、いつもゴール後も脚を伸ばしており、距離が延びてより持ち味も発揮できそうだ。