【競輪】京王閣G3 宿口陽一が埼玉3番手から優勝!番手の平原康多は二段駆け敢行も3着

 京王閣記念初優勝を達成した宿口陽一
 京王閣記念初優勝を達成した宿口陽一(右)と表彰式に参列したFC東京クラブコミュニケーターの石川直宏氏(左)
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 「ゴールドカップレース・G3」(1日、京王閣)

 最終日12Rで争われた決勝は宿口陽一(38)=埼玉・91期・SS=が最終2センターで内を突いて1着。昨年10月前橋以来、2回目のG3優勝を達成。賞金488万円を手にした。吉田有希(茨城)マークから自力に切り替えた坂井洋(栃木)が2着。森田優弥(埼玉)の番手から二段駆けを敢行した平原康多(埼玉)は3着に敗れた。

 S班宿口が今年初Vを達成。しかし、笑顔はほとんどなし。「ラインのおかげで勝たせてもらっただけ。課題だらけの優勝です」と反省のG3制覇だ。

 埼玉4車で臨んだ決勝は、番手の平原が二段駆けでスパートする展開。吉田後位から自力にチェンジした坂井のまくりを平原が止めにいくと、スッポリ空いた内コースを宿口が一気に踏んで突き抜けた。「坂井君のまくりは自分が止めないといけなかった。余裕が全くなかった。平原さんが全部やってくれた」と振り返る。

 この後は四日市記念(10~13日)を経て、今年最後のG1・競輪祭(22~27日・小倉)が待っている。「今回で見つかった課題を克服できるように頑張る。競輪祭は優勝するつもりでいく」と気合を入れ直す。今年初Vで勢いには乗った宿口。2年連続グランプリ出場は、まだまだ諦めていない。

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