【ボート】西武ライオンズ前監督の辻発彦氏が野田昇吾を激励「いけーっ!て声が出てしまいました」
「日刊大衆杯」(3日、戸田)
西武前監督の辻発彦氏(64)が、現役時代を見守った野田昇吾(29)=埼玉・131期・B2=のデビュー戦を応援するため、開催初日を迎えたボートレース戸田に駆けつけた。
1Rに出走した野田のデビュー戦を来賓席で観戦。「無事に終えてくれって気持ちでしたが、最初の1マークを回ったときに『いけー!』って声が出てしまいました」と、かつての左腕を全力で応援した。
野田は4着に敗れたが、ボートレースでは新人選手がデビュー戦で勝利することは極めて稀。デビュー戦は最下位6着が珍しくない競技で、むしろ健闘の4着といえる。
前監督は「普段は公営競技は一切やらないし、ボートレース場にも初めて来ました。舟券は全部野田から買いました。お祝いですからね。また違った道を経験できたし、いい1日でした」と初めてのレース場も存分に楽しんだ様子。レース後はピットへ足を運んで、野田を直接激励した。
「まだまだ先は長いし、いろんな苦労があると思う。でも、寮(ボートレーサー養成所)に入って頑張ってここまで来たんだから、1年でも長くこの道で頑張ってもらいたい」とエールを送った。
野田がデビューした今シリーズの戸田ボートは、7日まで5日間の日程で開催される。