【ボート】チャレンジカップカウントダウンコラム1
「チャレンジカップ・SG」(22日開幕、鳴門)
年末決戦の出場切符を懸けたラストバトル-。「SG・第25回チャレンジカップ」が22~27日まで徳島県のボートレース鳴門で開催される。今年の賞金ランク上位が集結。グランプリ出場メンバーが確定する一戦となる。また、同時に「G2・レディースチャレンジカップ」も争われる。
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鳴門は海峡に面した海水のレース場だが、防波堤があるため大きな波やうねりはない。1Mとホームの間隔が狭く、イン逃げが難しい水面として知られる。今年のイン2連対率は48・8%で、全国平均55・5%を大きく下回っている。ダッシュ勢の活躍が他場に比べて目立ち、コース不問で勝負できる水面だ。
現行エンジンは4月に使用を開始し、相場は固まっている。2連対率トップは64号機で、軽く50%を超える実績。エース機として力強さを見せつけている。8月に鈴谷一平が序盤から5連勝を含む9戦7勝でデビュー初V。9月に引き当てた新開航もV獲りを決めた。
58、39号機も素性は抜群だ。それぞれ使用開始当初は目立たなかったが、58号機は6月に横沢剛治が行った大整備、39号機は7月に島村隆幸が行ったセット交換で気配一変。常に高い水準に仕上がり、今回も誰が引くか、注目が集まる。