【マイルCS】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
「マイルCS・G1」(20日、阪神)
3年連続でマイルCSは阪神開催。兵庫県宝塚市の20日の天気予報は曇り時々雨。降水確率60%。気温15度。雨量はともかくとして、一日中ぐずついた空模様になりそうだ。開催7週目を迎えた芝は、今週までAコース(内柵を最内に設置)を使用。土曜メインのアンドロメダSの勝ち時計は、1分59秒3と例年と大差がない決着だった。2年前の勝ち時計が1分32秒0で、昨年が1分32秒6(ともに良馬場)で、雨量が少なければ同程度、馬場が渋るようなら1分33~34秒前後の決着が予想される。
良馬場ではつらいが、馬場渋化でチャンスが到来するのがホウオウアマゾンだ。ベテランの池田厩務員いわく「道悪の鬼」。2歳時に重馬場の未勝利戦を勝ち上がり、3歳春にも重馬場のアーリントンCを快勝。キングカメハメハ産駒特有のガッチリとした馬体はさらに厚みを増しており、馬力勝負は望むところだ。この中間、攻め馬を強化して心肺機能がグンとアップ。理想である消耗戦に持ち込めれば、先行押し切りも十分あり得る。