【競輪】ガールズGPTRは佐藤水菜、児玉碧衣が優勝 尾崎睦は賞金6位も不出場に

 「ガールズグランプリトライアル2022」(24日、小倉)

 G1・競輪祭の3日目に実施され、11RのB組決勝は児玉碧衣(27)=福岡・108期・L1=が最終ホーム4番手からまくり上げて1着。3年連続4回目のトライアル優勝を決めた。

 大会3連覇の児玉は「めっちゃうれしい」と喜びを爆発。続けて「1年間ガールズケイリンを頑張ってきたので、ナショナルチームのメンバーには負けたくない。元女王と言われたのは悔しかったので、今年は優勝して女王と呼ばれたい」とグランプリ制覇へ向けて語った。

 12RのA組決勝は佐藤水菜(23)=神奈川・114期・L1=が最終2角3番手から踏み上げて1着。グランプリ出場のラストチケットを自力でつかみ取った。

 佐藤は「この大会で優勝するしかグランプリに出る道はなかった。勝てたことは素直にうれしい」と地元での大舞台出場を喜んだ。

 B組決勝で2着の柳原真緒(福井)は「悔しさしかない」とレース後は目を真っ赤にして振り返った。今年の賞金ランクは3位でグランプリには初出場が決定。「グランプリは児玉さんだけでなくみなさん強い。練習をしてトライアルの悔しさをぶつけたい」と抱負を語った。

 同7位の尾方真生(福岡)は2年連続でグランプリ出場。「ホッとしました。昨年のグランプリは先行することができなかった。今年は先行したい。でも奥井さん、(山原)さくらさんと先行する選手がそろっている。負けないように練習して臨みたい」と意気込みを話した。

 また、9月の失格2回で選考除外になった同6位の尾崎睦(神奈川)は「グランプリに出場できるか分からない状況での開催で集中できていなかった。最終日はベストを尽くしました」と淡々と語った。

 ガールズグランプリ(12月29日・平塚)出場選手は次の通り。児玉、佐藤水、石井寛子(東京)、柳原、奥井迪(東京)、山原さくら(高知)、尾方。

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