【ジャパンC】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
「ジャパンC・G1」(27日、東京)
ジャパンCが行われる27日、東京競馬場のある府中市の天気予報は晴れ。良馬場決戦が見込めそうだ。芝は先週のBからC(Aから6メートル外に内柵を設置)にコースを変更。3角から最後の直線にかけて、内ラチ沿いに軽微な傷みがあるものの、最内を除けばフラットな馬場状態と考えていい。土曜の芝戦では速い時計の決着もあったが、最終週らしく決まり手は差しが優勢だった点に注意が必要。今年のVタイムは2分24秒台前半を想定する。
差し・追い込みが決まりそうなムード…となれば、堅実な末脚が武器のハーツイストワールが浮上してくる。重賞未勝利で実績上は劣るが、東京は10戦して9連対を誇り、コース適性ならメンバー随一だ。
鞍上はジャパンC4勝を挙げるレジェンド・武豊。名手はコース選択を間違えまい。馬場を読み切り、ジャイアントキリングを成し遂げる。