古川奈穂が逃げ切りで今年10勝目! 「強い競馬をしてくれた」
1カ月半ぶりの美酒だ。中京7Rで5番人気のアスクビックスターに騎乗した古川奈穂騎手(22)=栗東・矢作=が勝利。好発から迷わずハナへ立つと、淡々とした逃げに持ち込む。直線ではルメール騎乗の2番人気ローラスノビリスが猛然と迫ってきたが、力いっぱいに手綱を動かし、そのまま振り切った。
10月16日粟島特別(グランスラムアスク)以来となる今年の10勝目(JRA通算17勝目)を挙げた奈穂は「前走は前に行きましたが、早めに手応えがなくなってしまいました。勝った中京に戻って、出していくつもりで行くと、馬が反応して出てくれましたね。しまいまで馬は頑張ってくれましたし、中京も合っていると思います。夏は駄目でしたが、能力はこのクラスでも通用すると言うことを証明してくれて、強い競馬をしてくれました」と笑顔を見せた。