【朝日杯FS】展開から浮上するのはこの馬だ
「朝日杯FS・G1」(18日、阪神)
ホープフルSがG1に昇格して、より短距離~マイル色の濃い馬が多く出走するようになった。過去3年はいずれも前半3Fが後半3Fを上回る前傾ラップが刻まれている。さらに同じ舞台で行われた先週の阪神JFの上位馬2頭は、ともに4角8番手から伸びてきた。後方から運んだ有力馬は、全て不発に終わっている。好位、あるいは中団から運べる馬を馬券の中心に据えたい。
ドルチェモアは重賞の前走で前傾ラップを経験している。抜群のレースセンスの持ち主で、どんな流れにも対応できるのは大きな強み。グラニット、スズカダブル、フロムダスク、さらにオールパルフェと先行タイプがそろい、主導権争いはかなり激しくなることが予想される。5~7番手からじっくりと追走、ドンピシャのタイミングでスパートを仕掛けて抜け出すとみる。
一方、ダノンタッチダウンは前走のように後手に回ってしまうと若干の不安が残る。ラストは確実に伸びてくるが、追い込んで届かずのシーンも想定される。過信は禁物だろう。