【ボート】大阪の沖悟が尼崎ボートで引退 通算優勝は22回
「大阪王将杯」(18日、尼崎)
ベテランボートレーサー、沖悟(62)=大阪・56期・B1=が、10Rの選抜戦を最後に選手生活にピリオドを打った。
シリーズ最終日は1、5着と有終の美。1985年5月、地元・住之江でのデビューから37年間のボートレーサー人生について「よくこの年まで頑張ったなと思う」と笑顔で振り返った。
思い出に残るレースについては1987年11月の住之江での初優勝を挙げ「6コースから全部行ってSで決めた」と懐かしそうに目を細めた。通算での優勝回数は22回。
レース後には同支部の後輩、北村征嗣から花束を贈られ、今後については「具体的には考えていないが、家にいても飲むだけなので何かやろうと思う」と第2の人生を描いていた。