【オート】森且行が半年ぶりに川口で練習「鍛えているから左足も上がりやすくなった」
昨年1月の落車事故から復帰を目指している森且行(48)=川口・25期=が18日、所属する川口オートレース場に姿を見せ、意欲的に走行練習を行った。森が練習参加で競走車に乗るのは6月13~16日の川口開催中以来、6カ月ぶり。12月に改修された新走路では初めて。
当初は8日に再始動する予定だったが、首と背中の痛みで大事を取り、今回まで様子をみた。
森は13時20分に競走路を10周して、右足の踏ん張りや、前回上がらなかった左足の感触などを確認した。
昨年1月24日の飯塚オート11Rで、落車事故(被害)に遭い、生死をさまよう重傷。車いす生活や、現役引退も覚悟したが、どうしても復帰したいという“オート愛”で、懸命にリハビリを続けてきた。その努力が報われようとしている。 「以前より身体は楽です。鍛えているから左足も上がりやすくなった。まだ首と肩が少し痛いし、乗るとケツ(尻の骨)が痛い。今月は今開催だけ、目いっぱい練習して、1月からは昼間の開催は全部来る予定です。あと5節でいけると思う」と復帰へカウントダウン。予定通り、来年2月15日の川口開催でのカムバックを目指していく。
オートレースの練習参加は開催中の前検日から最終日まで、出場選手に交じって競走路で行うことができる。レース前の朝練習、レース後の夕方練習、レース間の決められた時間(通常は4Rと8Rの発売中)に練習を行う。