【有馬記念】エフフォーリア 精神面ケア インターバル調教で気分転換図る
「有馬記念・G1」(25日、中山)
昨年の覇者エフフォーリアは18日、美浦坂路を4F58秒5-42秒6-13秒6で駆け上がったのち、Wへ移動して4F58秒3-40秒6-12秒1をマークするインターバル調教を行った。鹿戸師は「順調ですよ。追い切ってからは気が入っているし、今回からインターバルも取り入れている」と説明した。
頂点を極めた昨年から一転、今年は大阪杯9着、宝塚記念6着とひと息のレースぶり。指揮官は「春は体調面に問題はなかったけど、いろいろなものが重なって駄目でしたね」と分析。その一つに気持ちの問題がある。そこで、この中間からインターバル調教を取り入れるなどして、精神面のケアを図ってきた。「人気のある馬だし、恥ずかしくない競馬をしなければならない。その辺も踏まえて、しっかりやっています」と力を込める。1年ぶりの栄冠に向けて、着々と準備は進められている。