【有馬記念】イクイノックス 軽快 木村師「順調に来ているのは何より」

 「有馬記念・G1」(25日、中山)

 まだ暗闇の18日午前4時。天皇賞・秋を制した3歳馬イクイノックスが美浦坂路を軽快に駆け上がり、4F53秒5-39秒1-12秒1の時計をマークした。木村師は「水曜に追った後、マイナスになるところもなかったので、日曜にしっかりやることができました。55秒を切ってもいいくらいのイメージだったので予定通りですね」と感触を伝えた。

 非凡な才能が覚醒し、デビュー5戦目の前走で秋盾V。これはグレード制が導入された84年以降、最少キャリアでのJRA古馬G1制覇となった。その前走と比較して、指揮官は「今思えば天皇賞の彼は“なかなかここまでは”というくらいの、いい状態でした。それだけに、使ってさらに良くなっている感じではないです」とキッパリ言い切った。

 しかし、だからといって決して体調が悪いわけではない。「春に比べると毛ヅヤはいいし、順調に来ているのは何より。天皇賞の状態に持って行ければ」とトレーナー。決戦まであと1週間。やれることは全てやって、今年最後の大舞台へ臨む。

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