２０２２年の賞金女王を決める最終決戦－。「プレミアムＧ１・第１１回クイーンズクライマックス」は２６～３１日まで、大阪府のボートレース住之江で開催される。ティアラを目指す１２人とレースの話題を、３回にわたって紹介する。

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　今年の舞台は住之江ナイター。クイーンズクライマックスは２０１４年の第３回以来で、８年ぶり２回目の開催となる。

　住之江は淡水でインが強い。今年のイン１着率は５９・０％。これは全国平均５５・６％を上回っている。一方で６コースの１着率は１・３％と全国平均を下回り、大外から白星を獲得することは難しいと言える。トライアルは枠番抽選が大きく明暗を分けそうだ。

　現行エンジンは３月に使用開始。既に相場は固まっている。注目はエース機として名高い６８号機。２連対率５０・３％でトップ。優勝こそないが、７優出と抜けた数字を誇っている。エース機の名に恥じぬパワーで、常に安定して高いポテンシャルを発揮している。

　上り調子は３２号機。近況６節で３優出、Ｖ１の活躍。１１月末の一般戦は重野哲之がオール３連対で予選を勝ち上がり、優勝戦は恵まれだが３コースから力強くＶをもぎ取っている。

　【次回は注目選手・遠藤エミ】