【ボート】住之江クイーンズクライマックスカウントダウンコラム2
「クイーンズクライマックス・PG1」(26日開幕、住之江)
2022年は遠藤エミに始まり、遠藤エミに終わりそうだ。3月のSG・クラシック(大村)で予選首位から勝ち上がり、優勝戦の1号艇を獲得。女子初のSGタイトル奪取に、全国のファンが注目をした。緊張感漂う大一番。見事に逃げ切り、偉業を達成した。
今回は堂々の女子賞金ランクトップで登場する。「3月に女子として初めてSGも獲れたし、グランプリ出場もできた。いい一年だったと思うけど、まだまだやれたとも思う。記念のあっせんも増えたけど、思うような結果が出なかった。ただ、やっとSGを勝ったことが、ここに来て実になってきたと思う」と今年の総決算として臨む。
さらに成長した姿を住之江の地で見せつけたい。「住之江は女子戦ばっかり走っていたのでいい結果を残していたし、いい印象はある。嫌いな水面ではないです」と舞台設定も味方しそうだ。
クイーンズクライマックスは17年(大村)で優勝経験がある。「短期決戦は一走一走が大事なのが身に染みている。いかに早く調整を合わせられるかが勝負だと思うし、最近はクジ運もいいのでそれも生かせれば。優勝を狙います」。2度目のティアラ戴冠をにらむ。