【阪神C】ダイアトニックが有終V 岩田康「ファンタスティックですね」
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「阪神C・G2」(24日、阪神)
芝7F戦のスペシャリストが集結したスーパーG2を制したのは、ここがラストランとなる1番人気のダイアトニック。道中を好位で運び、直線は2番人気グレナディアガーズとのたたき合いに。いったんはライバルに前へ出られたものの、岩田康のゲキに応えてもうひと伸び。根性で差し返し、鼻差で勝利を手にした。勝ちタイムは1分20秒2(良)。
前走のスワンSに続く連勝で、重賞5勝目をマーク。有終Vに、岩田康は「ファンタスティックですね。僕をよみがえらせてくれた馬。一度、半馬身ぐらいかわされたが、馬がファイトしてくれた。僕もそうですが、ダイアトニック自身も負けたくないという気持ちで差し返してくれました」と、来年から豪州で種牡馬入りするパートナーの健闘をたたえた。連覇を狙ったグレナディアガーズが2着、3着には11番人気のラウダシオンが入った。