【競輪】野原雅也が伊東G3を優勝!レースセンスの良さを発揮
「椿賞争奪戦・G3」(25日、伊東)
野原雅也(28)=福井・103期・S1=が直線で抜け出して1着。2020年12月の広島以来、2回目のG3制覇となった。2着に大川龍二(広島)、3着には山崎賢人(長崎)が入った。2位入線の渡辺雄太(静岡)は内側追い抜きにより失格。また、9Rレインボーカップチャレンジファイナルは一丸尚伍(30)=大分・121期・A3=が制した。
レースセンスの良さを存分に発揮した。野原が前々に踏む積極的な走りを披露。元選手・美咲夫人の地元の伊東でグレードレース制覇を果たした。
先手を奪った九州ライン3番手の中本匠栄(熊本)をさばいて好位を確保。最終ホームから番手まくりを放った山崎を追走して、ゴール前できっちりと抜け出した。
「目いっぱい踏んで、スピードが合ったところで勝負しようと思っていました。無心でゴール線を目がけて走ったら優勝でした」と力走を振り返った。
年内最終戦を鮮やかなV締め。「今年はG1戦線で全然活躍できなかった。来年は強い気持ちを持ってレースに臨んで活躍したい」と力を込めた。