【ホープフルS展望】ガストリックが無傷3連勝でG1タイトル目指す
「ホープフルS・G1」(28日、中山)
新馬戦と東スポ杯2歳Sを連勝中のガストリックが中心となる。新馬戦は直線一気の競馬で勝利し、東スポ杯2歳Sは馬群の中から末脚を伸ばして重賞制覇を達成した。主戦の三浦は「背中はいいし、能力の高い馬です」と、ほれ込んでいる。
ハーツクライ産駒のハーツコンチェルトは、東スポ杯2歳Sで3着に敗れたものの、メンバー最速の上がり3F33秒8を記録し、能力の高さを示した。1週前追いは美浦Wで6F86秒1-38秒2-11秒6。武井師は「前進気勢のある走りでした」と好感触だ。
今回と同じ舞台で行われた葉牡丹賞を1分59秒1の好時計で制したミッキーカプチーノ。素質は高く、G1でも通用する力はある。
京都2歳Sを制したグリューネグリーンは、半兄が中山でG2を2勝したヴェルデグリーン。血統面から舞台変わりは歓迎だ。
他は半兄キラーアビリティとの兄弟制覇を狙うジェイパームス、野路菊Sを完勝したファントムシーフ、15年ローズSの覇者タッチングスピーチを母に持つ良血馬キングズレインなどが注目となる。