【ホープフルS】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
「ホープフルS・G1」(28日、中山)
ホープフルSが行われる28日、中山競馬場のある千葉県船橋市の天気予報は曇りのち晴れ。芝は引き続きAコースを使用される。26日に芝の生育管理のため散水を行っており、27日昼の時点で含水率が11・4%~12・9%と稍重に近い良馬場になっている点に注意が必要だ。25日の芝戦は有馬記念も含めて外差しが決まりやすい馬場だった。逃げ馬苦戦の傾向は続くとみた方がいいかもしれない。今年のVタイムは2分1秒台後半と予測する。
差し優勢の馬場ならヴェルテンベルクは外せない。キャリア3戦の上がり3Fは全てメンバー3位以内。前走の京都2歳Sは勝負どころの4角でごちゃつく場面がありながら3着(0秒2差)まで迫ったのだから強い競馬をしている。
くしくも有馬記念の2着馬ボルドグフーシュと同じ宮本厩舎の管理馬。調教スタイル的に、今のタフな馬場が合う可能性は十分だろう。厩舎カラーの黄色い馬具を身に付け、暮れの中山で再び強烈な末脚を放つ。