リーディングは川田&矢作師 川田はデビュー19年目で初 史上4人目の騎手大賞も獲得
今年の中央競馬の全日程が28日に終了し、リーディングジョッキーは143勝(うち重賞8勝)を挙げた川田将雅騎手(37)=栗東・フリー=が、デビュー19年目で初めて獲得した。「JRA生え抜きの騎手として、ルメール騎手から取り返したいという思いでした。時間はかかってしまいましたが、一つ区切りを迎えられたので感謝しかありません」とコメント。最多勝利騎手、最高勝率騎手、最多賞金獲得騎手の3部門でトップを飾り、岡部幸雄元騎手、武豊、ルメールに続く史上4人目の騎手大賞も獲得。「この秋は騎手大賞を目指してやってきましたから。流れの悪い時間もある中で、獲れたということは感慨深いものがあります」と喜んだ。
また、リーディングトレーナーには59勝(うち重賞4勝)を挙げた矢作芳人調教師(61)=栗東=が5度目の獲得。「一番誇れることは、海外での挑戦を継続しながら獲得できたこと。頑張ってくれた馬と全ての関係者に感謝します」と話した。